いつも大変お世話になっております。
大和電器株式会社の飯島です。
このメールは以前に名刺交換をさせて頂いた方と、お問合せを頂いた方を対象にお送りしています。
12月に入りいよいよ冬らしい寒さになりましたね。
世の中はコロナウイルスの再拡大のニュースで持ちきりですが、
ワクチン開発のニュースも聞こえてくるようになりました。
早く解決に向かうことを期待したいです。
さて、今回は電流値の計測や表示が出来るPDUを紹介します。
是非ご覧になってください。
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第八話 ラック内の電流値確認は 大和電器PDUにおまかせください
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みなさん、こんにちは。
4月から大和電器の営業部に入社したヤマトゲンキです。
僕は新卒なので、IT業界もデータセンター業界も初めてで、ただいまOJTの真最中です。
お客様や先輩社員から教えてもらう“目から鱗”なお話を教材として日々勉強しています!
そんな中から特に印象に残っているお話を数回に分けてご紹介しますね。
第8話(R6184,R6186)
大和電器株式会社の飯島です。
このメールは以前に名刺交換をさせて頂いた方と、お問合せを頂いた方を対象にお送りしています。
12月に入りいよいよ冬らしい寒さになりましたね。
世の中はコロナウイルスの再拡大のニュースで持ちきりですが、
ワクチン開発のニュースも聞こえてくるようになりました。
早く解決に向かうことを期待したいです。
さて、今回は電流値の計測や表示が出来るPDUを紹介します。
是非ご覧になってください。
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第八話 ラック内の電流値確認は 大和電器PDUにおまかせください
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みなさん、こんにちは。
4月から大和電器の営業部に入社したヤマトゲンキです。
僕は新卒なので、IT業界もデータセンター業界も初めてで、ただいまOJTの真最中です。
お客様や先輩社員から教えてもらう“目から鱗”なお話を教材として日々勉強しています!
そんな中から特に印象に残っているお話を数回に分けてご紹介しますね。
第8話(R6184,R6186)
前回、抜け止めロック機能付PDUで、お客様のお困り事を見事に解決することが
出来たヤマトゲンキ。
製品に詳しくなってきた中で、ふと気になる事があったようです。
ヤマト 「B先輩、以前はあまり疑問に思っていなかったのですが、
最近気になることがあるんです。」
B先輩 「お、ヤマト君、何が気になっているんだい?」
ヤマト 「当社のPDUは一般的にはベーシックPDUと呼ばれている製品ですよね。
遠隔で操作したり、電流値や温度を監視したりする、いわゆるインテリ
ジェント機能はありませんから。」
B先輩 「うん、ヤマト君の言う通り、当社のPDUはベーシックPDUだよ。
それがどうかしたのかい?」
ヤマト 「当社のカタログには、系統別の電流の計測ができる電流計測タイプや、
系統別の電流値の表示ができる電流表示タイプがありますが、
インテリジェントPDUのような遠隔機能はないので、
一体どのようなシチュエーションで使用される製品なのか、
今ひとつ想像が出来ないんです。」
B先輩 「なるほど。ヤマト君は、当社の電流計測タイプと電流表示タイプの
具体的な使用用途がつかめていないのかも知れないね。」
ヤマト 「そうなんです!具体的な使用用途、教えて欲しいです!」
B先輩 「まずは、電流計測タイプだけど、このタイプはPDUに電流計測用の
アーチを搭載しているんだ。このアーチ部分にクランプメータやクランプ型
電流センサを接続することで、電流値を計測することが出来るんだ。」
(メール下部の画像をご参照ください。)
ヤマト 「はい、それについてはなんとなく理解しているんです。
わからないのは、電流表示タイプが電流値の表示までできるのに対して、
電流計測タイプは計測する為の機器が必要なところです。
電流計測タイプのどこにメリットがあるのかよくわからないのです。」
B先輩 「なるほど、もちろんメリットはあるよ。
まずは価格だ。電流計測タイプは電流表示タイプと比べると安価なんだ。
・電流計測タイプ100V30A24口…定価37,000円
・電流表示タイプ100V30A24口…定価56,000円
ただし、計測にあたっては、お客様で計測機器のクランプメータを準備して
もらう必要があるんだ。
準備といってもクランプメータは工事現場でよく使用されているもの
だから、改めて購入するケースはほとんどないと思うけどね。」
ヤマト 「つまり、電流計測タイプは、価格面がメリットなのですね。
でもクランプ型電流センサを使用する場合はどうなのですか?」
B先輩 「クランプ型電流センサを使用する場合は、
お客様で電流センサと測定ユニットを用意して頂かないといけないね。
だけど、そうすることによって遠隔での電流監視測定が可能になるんだ。」
ヤマト 「え?大和電器のPDUでも遠隔での電流監視ができるのですか?」
B先輩 「そうなんだよ。
そしてこれはインテリジェントPDUより導入コストを抑えられる
というメリットがあるんだ。」
ヤマト 「大和電器のPDUを活用すれば電流の遠隔監視が可能になるのですね!
それは提案の幅が拡がり、お客様にも喜んで頂けそうです!
あれ?それじゃあ逆に遠隔監視に対応していない電流表示タイプのメリット
は一体何なのでしょうか?」
B先輩 「それはお客様側で計測機器を準備することなく、
その場で電流値を確認できるところだよ。
PDUの定格30A仕様は15Aずつの2系統に分かれているけれど、
現場で端の差込口から順番に機器を接続してしまった為に、
片方の系統だけに負荷が集中してしまってサーキットプロテクタが
トリップしてしまったということが時々起こっていたそうなんだ。」
ヤマト 「サーキットプロテクタがトリップ…
機器が止まってしまうと大問題になってしまいます…」
B先輩 「そうなんだ。そこで電流表示タイプの出番だ。
電流値が表示されることによって、どの系統にどれだけの負荷が
かかっているのかを作業者が一目で確認することが出来る。
そして大和電器の電流表示タイプはいくつかの表示モードがあって、
「系統毎の電流値」そして「合計の電流値」「非表示」のモードがあるんだ。
さらに、電源を投入してからのピーク電流値の表示する機能もある。
(メール下部の画像を参照ください。)
その場で各系統の電流値の確認ができることで、片方の系統に負荷が
集中してしまうという事態を未然に防ぐことができるんだ。」
ヤマト 「なるほど。
遠隔でなく、その場で確認できるメリットはそういうところにあるのですね。」
B先輩 「そうなんだ。電流表示タイプは、電流値をその場で系統毎に確認できることに
価値があるんだ。」
ヤマト 「これまでなんとなく遠隔監視ができるインテリジェントPDUの方が優れている
のではないかと思っていましたが、
状況によって必要な機能というのは変わってくるのですね。
電流計測タイプと電流表示タイプのどちらにもメリットがあることが
理解できました!」
B先輩 「それからヤマト君、電流表示タイプには今年新しい製品がリリースされたよね?」
ヤマト 「はい!200V電流表示タイプですね!」
B先輩 「そう!この製品についてもヤマト君に伝えたいことがあるんだ。」
ヤマト 「是非!教えてください!」
大和電器PDUの電流計測タイプと電流表示タイプについて理解を深めたヤマトゲンキ。
新製品についても早く勉強したい様子。
この好奇心があれば、一人前のPDU営業マンになれる日もそう遠くないのかも知れない。
《つづく》




出来たヤマトゲンキ。
製品に詳しくなってきた中で、ふと気になる事があったようです。
ヤマト 「B先輩、以前はあまり疑問に思っていなかったのですが、
最近気になることがあるんです。」
B先輩 「お、ヤマト君、何が気になっているんだい?」
ヤマト 「当社のPDUは一般的にはベーシックPDUと呼ばれている製品ですよね。
遠隔で操作したり、電流値や温度を監視したりする、いわゆるインテリ
ジェント機能はありませんから。」
B先輩 「うん、ヤマト君の言う通り、当社のPDUはベーシックPDUだよ。
それがどうかしたのかい?」
ヤマト 「当社のカタログには、系統別の電流の計測ができる電流計測タイプや、
系統別の電流値の表示ができる電流表示タイプがありますが、
インテリジェントPDUのような遠隔機能はないので、
一体どのようなシチュエーションで使用される製品なのか、
今ひとつ想像が出来ないんです。」
B先輩 「なるほど。ヤマト君は、当社の電流計測タイプと電流表示タイプの
具体的な使用用途がつかめていないのかも知れないね。」
ヤマト 「そうなんです!具体的な使用用途、教えて欲しいです!」
B先輩 「まずは、電流計測タイプだけど、このタイプはPDUに電流計測用の
アーチを搭載しているんだ。このアーチ部分にクランプメータやクランプ型
電流センサを接続することで、電流値を計測することが出来るんだ。」
(メール下部の画像をご参照ください。)
ヤマト 「はい、それについてはなんとなく理解しているんです。
わからないのは、電流表示タイプが電流値の表示までできるのに対して、
電流計測タイプは計測する為の機器が必要なところです。
電流計測タイプのどこにメリットがあるのかよくわからないのです。」
B先輩 「なるほど、もちろんメリットはあるよ。
まずは価格だ。電流計測タイプは電流表示タイプと比べると安価なんだ。
・電流計測タイプ100V30A24口…定価37,000円
・電流表示タイプ100V30A24口…定価56,000円
ただし、計測にあたっては、お客様で計測機器のクランプメータを準備して
もらう必要があるんだ。
準備といってもクランプメータは工事現場でよく使用されているもの
だから、改めて購入するケースはほとんどないと思うけどね。」
ヤマト 「つまり、電流計測タイプは、価格面がメリットなのですね。
でもクランプ型電流センサを使用する場合はどうなのですか?」
B先輩 「クランプ型電流センサを使用する場合は、
お客様で電流センサと測定ユニットを用意して頂かないといけないね。
だけど、そうすることによって遠隔での電流監視測定が可能になるんだ。」
ヤマト 「え?大和電器のPDUでも遠隔での電流監視ができるのですか?」
B先輩 「そうなんだよ。
そしてこれはインテリジェントPDUより導入コストを抑えられる
というメリットがあるんだ。」
ヤマト 「大和電器のPDUを活用すれば電流の遠隔監視が可能になるのですね!
それは提案の幅が拡がり、お客様にも喜んで頂けそうです!
あれ?それじゃあ逆に遠隔監視に対応していない電流表示タイプのメリット
は一体何なのでしょうか?」
B先輩 「それはお客様側で計測機器を準備することなく、
その場で電流値を確認できるところだよ。
PDUの定格30A仕様は15Aずつの2系統に分かれているけれど、
現場で端の差込口から順番に機器を接続してしまった為に、
片方の系統だけに負荷が集中してしまってサーキットプロテクタが
トリップしてしまったということが時々起こっていたそうなんだ。」
ヤマト 「サーキットプロテクタがトリップ…
機器が止まってしまうと大問題になってしまいます…」
B先輩 「そうなんだ。そこで電流表示タイプの出番だ。
電流値が表示されることによって、どの系統にどれだけの負荷が
かかっているのかを作業者が一目で確認することが出来る。
そして大和電器の電流表示タイプはいくつかの表示モードがあって、
「系統毎の電流値」そして「合計の電流値」「非表示」のモードがあるんだ。
さらに、電源を投入してからのピーク電流値の表示する機能もある。
(メール下部の画像を参照ください。)
その場で各系統の電流値の確認ができることで、片方の系統に負荷が
集中してしまうという事態を未然に防ぐことができるんだ。」
ヤマト 「なるほど。
遠隔でなく、その場で確認できるメリットはそういうところにあるのですね。」
B先輩 「そうなんだ。電流表示タイプは、電流値をその場で系統毎に確認できることに
価値があるんだ。」
ヤマト 「これまでなんとなく遠隔監視ができるインテリジェントPDUの方が優れている
のではないかと思っていましたが、
状況によって必要な機能というのは変わってくるのですね。
電流計測タイプと電流表示タイプのどちらにもメリットがあることが
理解できました!」
B先輩 「それからヤマト君、電流表示タイプには今年新しい製品がリリースされたよね?」
ヤマト 「はい!200V電流表示タイプですね!」
B先輩 「そう!この製品についてもヤマト君に伝えたいことがあるんだ。」
ヤマト 「是非!教えてください!」
大和電器PDUの電流計測タイプと電流表示タイプについて理解を深めたヤマトゲンキ。
新製品についても早く勉強したい様子。
この好奇心があれば、一人前のPDU営業マンになれる日もそう遠くないのかも知れない。
《つづく》




◇今回ご紹介する製品
品番…R6184
仕様…125V 30A 24口 電流計測タイプ
特長…今回ご紹介した電流計測タイプ
使用電流を計測できる電流計測用アーチを搭載。
クランプ型電流センサの接続により遠隔電流監視測定が可能
製品ページはこちら
◇今回ご紹介する製品
品番…R6186
仕様…125V 30A 24口 電流表示タイプ
特長…今回ご紹介した電流表示タイプ
系統毎の電流値および2系統合算値を表示します。
また、電源が投入されてからのピーク電流値の表示も可能。
製品ページはこちら
