大和電器は、家庭用・工事用配線器具からデータセンター向けコンセントバー、感震ブレーカー『震太郎』、HEMS関連製品等を開発・製造しています。

menu

第十話 フレキシブルなPDU生産能力 そして大和電器最大の特長とは

HOME > メルマガバックナンバー > 第十話 フレキシブルなPDU生産能力 そして大和電器最大の特長とは
いつも大変お世話になっております。
大和電器株式会社の飯島です。

このメールは以前に名刺交換をさせて頂いた方と、お問合せを頂いた方を対象にお送りしています。

早いもので本年も残すところ、あとわずかとなりました。
皆様には1年間大変お世話になり、心より感謝しております。
来年も本年同様のご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

さて、本メールが年内最後のメールマガジンになるのですが、
今回は大和電器の生産能力についてご紹介したいと思います。
昨年より生産能力がどう変わったのか、是非ご覧ください。


/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
  第十話 フレキシブルなPDU生産能力 そして大和電器最大の特長とは
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

みなさん、こんにちは。
4月から大和電器の営業部に入社したヤマトゲンキです。
僕は新卒なので、IT業界もデータセンター業界も初めてで、ただいまOJTの真最中です。
お客様や先輩社員から教えてもらう“目から鱗”なお話を教材として日々勉強しています!
そんな中から特に印象に残っているお話を数回に分けてご紹介しますね。

第10話

前回、新製品200V電流表示タイプが、市場のニーズを凝縮した製品だったことを
学んだヤマトゲンキ。
今回はお客様からお急ぎのご注文を頂いたようです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
お客様 「ヤマト君!大至急PDUが20本必要になったんだ!
     どうにか対応できないかなぁ??」
ヤマト 「ご注文ありがとうございます!
     お急ぎなのですね。すぐに工場と調整致します!」
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
ヤマト 「…なんてことがありまして。
     短納期のご要望なのですが、どうしましょう。。」
B先輩 「なるほど。
     かなり短納期だから対応できるか工場に聞いてみないとわからないね。
     だけどおそらく大丈夫だと思うよ。」
ヤマト 「えっ、こんな短納期でも生産対応ができるんですか??」
B先輩 「ヤマト君はまだ当社のPDUの生産能力のことを知らなかったんだよね。」
ヤマト 「はい。品質や製品の特長は理解しているのですが、
     生産能力のことはまだよくわかっていないんです。」
B先輩 「そうか、実は当社のPDU生産能力は品質や技術とはまた違った、
     大きな強みになっているんだよ。
     詳しくは、生産管理部のS課長に聞いてみよう。」 
 
S課長 「ヤマト君、注文をもらってきてくれてありがとう!」
ヤマト 「え?ありがとうって…
     大至急の案件なのに、納期は大丈夫なのですか?」
S課長 「ああ、大丈夫だよ。
     当社の生産能力があれば状況にもよるけれど、
     急なご要望にも対応することができるんだ。
     お客様のPDUの需要に合わせて生産体制を常に改善してきているからね。」
ヤマト 「そうなんですね!じゃあ今回のご注文もご対応頂けるのですね。
     だけど、どのような改善を行ってきたのですか??」
S課長 「うん。
     当社の宇都宮工場では、データセンター市場の成長に伴って年々高まっている
     PDUの需要に対応するべく、生産体制を強化しているんだ。
     具体的には、生産ラインの増加、単工程の自動化、IoTによる生産状況の
     見える化、多能工化など、日々改善を図っているんだ。」
ヤマト 「様々な改善が実施されているのですね。
     実際のところ、生産数はどれくらい変わったんですか?」
S課長 「昨年はおおよそ100~120本/日くらいの生産数だったんだけど、
     今はおおよそ200本/日の生産が可能な体制になっているよ。」
ヤマト 「生産数が大幅に増えていますね!」
S課長 「実は、昨年の生産数量ではお客様のご要望に応えられない時期があったんだ。
     それからご要望に応えようと工場全体で取り組んだ結果、
     今の生産数まで生産能力を高めることができたんだ。」
ヤマト 「なるほど。
     昨年のそのような時期があったからこそ、今の生産体制があるのですね。
     ちなみに1日の生産数はわかりましたが、
     ご注文から出荷までの納期の目安はあるのですか?」
S課長 「仕様にもよるけれど、
     50本までであればご注文から約15営業日で出荷できるよ。」
ヤマト 「そうなのですね。
     でもその日程では、短納期のご要望に応えられませんよ?」
S課長 「うん、基本的には約15営業日だけど、
     お急ぎのご要望には出来る限りの対応を取らせてもらっているんだ。
     全てのご要望に対応できるわけではないけれど、
     今の生産能力があれば今回のように対応できることも多いから、
     まずは納期のご相談を頂ければと思っているよ。」
ヤマト 「なるほど。
     基本的には15営業日のリードタイムで生産しているけれど、
     急ぎの場合でも可能な限り調整を行い、ご希望納期を目指した
     フレキシブルな納期対応をしているのですね!
     B先輩、これなら今まで以上にお客様に喜んでいただけそうですね。」
B先輩 「そうだね。
     実際、安定した納期対応やフレキシブルな短納期対応は、
     お客様にご好評を頂いているんだ。あるお客様の購買担当の方からも、
     “安定した供給のおかげで、良い意味で連絡をすることが少なくなった”
     とお言葉を頂いたくらいだよ。」
ヤマト 「購買担当の方からの言葉はとてもありがたいですね。
     あの、気づいたことがあるのですが。製品の特長の時もそうでしたが、
     大和電器のPDU事業は、お客様からのご要望に応えようと
     開発や改良を行ってきた結果、ご要望に合った製品や生産体制が
     出来上がっているのではないでしょうか。」
B先輩 「おおヤマト君、遂に当社の最大の特長を理解したようだね。
     大和電器のPDU事業の最大の特長は
     お客様のご要望1つ1つに愚直に応え実現していくところなんだ。
     それに気が付いたヤマト君、君はもう一人前だよ。」
ヤマト 「え?僕が一人前ですか??」
B先輩 「うん、もう大和電器PDUについて僕から伝えることは何もないよ。
     これからはヤマト君自身が当社の最大の特長である、
     お客様のご要望を実現していく営業マンになるんだ。」
ヤマト 「B先輩…ありがとうございます!!
     これからお客様のご要望に応えられる営業マンになれるよう頑張ります!!」

こうしてヤマトゲンキは当社のフレキシブルな生産能力を理解するとともに、
大和電器の最大の特長である、お客様のご要望に応え実現していく志に気づいたのであった。
そしてヤマトゲンキのPDU営業マンの日々はこれからもまだまだ続くのであった。

これからヤマト君や当社営業マンがお伺いした際には、色々なご要望を伝えてください。
大和電器はこれからもお客様のご要望に応えられるよう努めてまいります。
                                 《第1部・完》

52.png 

  






【戻る】

お問い合わせ・お役立ち情報はこちら

お問い合わせや、各種資料、よく見られているページを
下記リンクよりご覧いただけます。